よくある質問 FAQ

矯正治療について

矯正治療とはどういうものですか?
悪い歯並びの影響としてみなさんがまず考えることは、歯並びの見た目の美しさが損なわれることや発音が不明瞭になってしまうことなどによって、人前で話したり笑ったりすることに対して抵抗を感じてしまうことだと思います。また、あごの形や口元の突出などの外見上のコンプレックスからも、人前に出たがらないということに繋がるケースもあるようです。でも、悪い歯並びの影響は、それだけではありません。悪い歯並びは、歯の寿命を短くしたり、顎関節症(あごの関節が痛い、口が開きにくいなどの症状)の原因になったりすることもあります。また、お口はみなさんのエネルギーの源となる食べ物を、体に取り込むための入り口です。お口から取り込まれた食べ物は、胃腸へ運ばれて全身に栄養を供給しますが、食べ物を前歯で噛みきって奥歯でしっかり咀嚼し、充分な量の唾液と混ぜることで胃への負担を軽減して消化を助けています。歯並びが悪いと、食べ物がよく噛めず、十分噛まずに飲み込むため、胃腸に負担をかけて体調をくずすこともあります。 良い歯並びは心と体の健康を保つために、大切な役割を果たします。当クリニックにおける矯正治療の目標は、理想的な形態と機能を獲得し、その美しく健康な歯並びを皆様の生涯にわたって維持していただくことです。
矯正治療にはどのような方法がありますか?
矯正治療についてのページをご覧ください。
治療後、元に戻ったりはしないのですか?
矯正治療後、歯並びがまったく変化しないということはありません。歯はお口の周りの筋肉の力を受けて自然に動いてしまいます。ですから、唇や舌の使い方や食べ物の食べ方に悪い癖があれば、後戻りの原因になります。当クリニックでは矯正治療後のかみ合わせをできるだけ長く安定させるために、矯正治療と併行してお口の周りの筋機能の指導も行います。また、矯正治療後のメンテナンスも長期的に行います。
歯を抜く必要がありますか?
矯正歯科治療をされる多くの方が「歯は抜きたくない」とおっしゃいます。誰でも虫歯でもない健康な歯を抜くのは抵抗があると思います。当クリニックでは、患者さまの考えを尊重し、「どうしても歯を抜きたくない」という患者さまには、無理に抜歯は行いません。最終的には患者さまご自身で治療方法を選択できます。
とはいえ、あごの骨はソファと同じです。3人がけのソファに5人、6人と座ってしまうと、はみ出たり、座れない人がいるのと同じように、歯を抜かないで無理やり小さなあごの歯列に並べると、かえって口元の審美性を損なって不自然な仕上がりになったり、将来的に歯列の安定も長続きしない場合もあるので、抜歯にもメリットがあります。
ただし、最近ではあごを広げたり、歯を後ろに移動する技術も進歩しているので、歯を抜かずに治療できるケースが以前に比べて格段に増えてきています。
当クリニックでは歯を抜くメリットとデメリットをきちんと説明した上で、患者さまにご納得いただける治療方法を提案します。
治療中にしてはいけないことがありますか?
日常の生活や運動など、特にやっていけないことは何もありません。ただし、装置を指で強く引っ張ったりすると、針金が曲がったり壊れたりする原因になるので注意してください。
また、食べ物も何を食べてもらっても大丈夫です。ただし、取り外しできる矯正装置を使用している場合、装置をつけたまま食べ物を食べると、装置を壊す可能性があるため、装置を外して食べるようにしてください。
転勤などで通院できなくなった場合はどうすればいいですか?
矯正治療は、できることなら同一あるいは同じチームの矯正医に行ってもらうことが望ましいと考えています。ですので、近々転居する予定の患者さまの場合は、転居先で矯正治療を開始することをお勧めします。しかし、転勤などで転居が多い患者さまの場合、転勤がなくなってから矯正治療を開始しようとすると、特にお子さまなどは矯正治療に最適な時期を逃すこともあります。当クリニックの矯正医はいくつかの歯科医院で矯正診療を行っており、転居先がその範囲であれば、当クリニックの矯正医が矯正治療を継続させていただきます。その場合、矯正料金を新たに追加することはありません。それ以外の地域に転居の場合は、転居先の矯正歯科あるいは大学病院を紹介させていただき、治療費も治療の進行具合によって清算させていただきます。

マウスピース矯正について(インビザライン・薬機法対象外)

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の治療期間や結果は同じですか?
マウスピースをしっかり使用していただければ、基本的にはワイヤー矯正とマウスピースを使った矯正治療を比べても、治療期間や結果に大きな違いはありません。ただし、歯並びの状態によってはマウスピースを使用している間に、マウスピースと歯の動きに若干のずれを生じることがあり、その修正が必要となるので、治療期間が長くなる場合もあります。難易度の高いケースにおいてはマウスピースのみでの治療が困難な場合もあります。その場合、マウスピースの一部をカットし、できるだけ見えない部分(裏側または側面)にブラケットを装着し、ワイヤー矯正を併用しながら治療を行ないます。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正で歯の動きや痛みに違いがありますか?
ワイヤー矯正の場合、隣同士の歯のずれが大きい部位に大きな力がかかります。そのためその歯だけダメージを受けやすく、歯の痛みも強くなります。マウスピース矯正の場合、最終目標までをいくつかのステージに分け、それぞれのマウスピースで必要最小限に歯を動かしていくのでムダな動きがありません。また、歯全体に力が分散するので、特定の歯にダメージを与えるという心配もありません。
マウスピース型矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)での矯正においては、専用のソフトウェアに患者様の歯列を読み込ませてデジタル上で歯の動きを設定し、1つのマウスピースで0.25mm以下の歯の移動になるよう設定されており、歯に対して過度な力が加わらないようになっています。そのため、ワイヤーの力で歯を動かす矯正治療よりも、比較的小さい痛みで歯を動かすことができます。また、ブラケットは装置がデコボコして厚みがあり、ワイヤーを使うので頬の裏側や舌を傷付けてしまい口内炎による痛みを伴うことがあります。しかし、マウスピース矯正で使われるマウスピースは薄く、歯に沿った形態の装置なので、口内を傷付けることもなく違和感自体も少ない装置です。
適応症例は限られますか?
患者さんの歯並びには様々な特徴があり、マウスピース型矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)による治療の効果が出やすい症例と、そうでない症例があります。マウスピース矯正単独では効果を挙げにくい症例の場合でも、ワイヤー矯正を併用することで、ほとんどの症例で治療が可能です。
マウスピースを装着している時は話しにくいですか?
人によってはマウスピースを装着した最初の数日間、舌足らずな発音になることがありますが、ほとんどの方がマウスピースをつけた当日から日常生活に支障をきたすことなく会話できます。
マウスピース矯正中に虫歯の治療はできますか?
マウスピース矯正を開始する前に虫歯の治療が全て完了していることが理想ですが、治療中に虫歯を発見しても、矯正治療を継続しながら虫歯治療を行うことは可能です。通常、マウスピースの形に合わせて虫歯治療を行いますが、マウスピースの形に合わせた治療ができない場合は応急的な処置のみを行ない、最終的な被せ物等の処置は矯正治療終了後に行ないます。

矯正治療の時期と期間について

期間と通院はどれくらい必要ですか?
計画した歯の移動量などによって異なりますが、積極的に装置で歯を動かしている期間は、通常1年から3年ほどです。ただし、咬合異常の成因やその程度によって治療期間は異なりますので、具体的には皆様の咬合異常の成因やその程度を直接拝見させていただく必要があります。装置を外した後は、保定という歯並びを安定させる時期になりますが、通常2年ほどのフォローをします。通院間隔は、通常ひと月に1回で、保定の期間中は1~4か月に1回の通院となります。
なお、インビザライン(薬機法対象外)での治療では、2か月に1回の通院で可能な場合もあります。
乳歯でも矯正治療が必要ですか?
正しくない歯並びは歯だけの問題でなく、あごの成長やお口の機能にも影響します。乳歯の時期は成長期で、当然上あごや下あごも成長する時期です。また、発音や食べ物の食べ方などの口腔機能を獲得する時期でもあります。そのため、乳歯の時期の正しくない歯並びを放っておくと、あごの歪みなどの原因になる場合があります。ですから、乳歯の時期から矯正治療が必要となるお子さまもいらっしゃいます。お子さまの歯並びやかみ合わせにご心配な点があれば一度ご相談ください。
治療に年齢制限はありますか?
ありません。歯や歯の根っこが埋まっている骨に大きな問題がなければ、何歳でも矯正治療によって歯を動かすことができます。
虫歯や歯肉炎がある場合、治療はどうなりますか?
虫歯や歯肉炎を放置したまま矯正装置を装着すると、症状がさらに悪くなることがあります。ですから、虫歯や歯肉炎がある場合、それをしっかり治してから矯正治療を開始します。また、矯正治療の途中で虫歯などができてしまった場合は、矯正装置を一時的に外さなければならないこともあります。矯正治療中は、いつもより丁寧に歯みがきするよう心がけましょう。

治療費について

費用はどれくらいですか?
治療の流れ・費用のページをご覧ください。
治療に保険は適用されますか?
わが国において一般の矯正治療に保険は適応されていないので、すべて自費診療となります。ただし、当クリニックは自立支援医療・顎変形症保険指定の医療機関ですので、唇顎口蓋裂や多数歯欠損など厚生労働省が認めた先天異常に起因する不正咬合や、大きなあごの歪みによる不正咬合であごに対して外科手術を必要とする矯正治療については、健康保険が適応されます。
分割払いなどは可能ですか?
可能です。分割回数はご相談のうえで決定しますので、ご遠慮なくお尋ねください。また、各種カードを取り扱っています。

クリニックについて

駐車場はありますか?
交通アクセスのページをご覧ください。
日曜も診療してもらえますか?
最近では、仕事を持った大人の方が矯正治療をお受けになるケースが増えてきています。また、学校以外での習い事が多いお子さまも増えています。そのような患者さまのために、当クリニックでは第3、第4、第5日曜日も矯正診療を行っています。
初診の際に何が必要ですか?
特に必要なものはありませんが、初診の際に虫歯などが見つかる場合もありますので、保険証をお持ちください。当クリニックでの矯正相談は無料ですので、歯、歯並びあるいはあごの歪みのことなどでご心配なことがあれば、ご遠慮なく何回でもご相談ください。
  • クリニックイメージ写真
  • クリニックイメージ写真
  • クリニックイメージ写真
  • クリニックイメージ写真
  • クリニックイメージ写真
  • クリニックイメージ写真
  • クリニックイメージ写真
イーノ矯正歯科クリニック 矯正・一般・歯科口腔外科・小児
日本矯正歯科学会
9:00~13:00/15:00~19:00(※第1、第2日曜日は休診日)
休診日/火曜日午後・木曜日・第1、第2日曜日・祝日※都合により、診療日を変更する場合がございます。お電話にてご確認ください。
099-255-8148
info@iino-kyousei.kagoshima.jp
〒890-0072 鹿児島県鹿児島市新栄町1-1 2F
○JR鹿児島本線「南鹿児島駅」より徒歩7分
○市電線「南鹿児島駅」より徒歩7分
○市電線「二軒茶屋駅」より徒歩5分
○「南小学校前バス停」より徒歩1分
駐車場有り
ご予約・お問い合わせ
099-255-8148
info@iino-kyousei.kagoshima.jp